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この団体についての最近の様子をまとめました。新しいものが上に書かれています。

第34回高校生クイズ参戦記1 〜神奈川大会編〜 (2014/12/17)

※以下、この記事はいつものサイト管理担当の部員によるものではなくクイ研の会長に書いてもらったものです。


皆さん、おは羊蹄山。もしくはこんにち稚内。あるいはこんばん稚内。

第34回高校生クイズにおいて、高校3年生の横谷健太朗とともに神奈川大会を優勝し、全国大会に出場させていただきました聖光学院クイズ研究会の会長、長吉博成です。多数の温かい声援をいただき、本当にありがとうございました。拙い文章ですが少々お付き合いをいただけましたら幸いです。

さて、全国の高校生クイズプレイヤーの夏の一大イベント、「高校生クイズ」に出場するというのは、昔からの僕の大きな夢でした。というのも、僕がクイズの世界に飛び込んだのは、昔からクイズ番組を見るようなクイズ好きな子供だったということもあるのですが、中学生の時に(当時は非常に「競技クイズ」としてハイレベルな戦いがされていた)高校生クイズを見て大きな衝撃を受け、「こんな大舞台に上がってみたい!」という思いがあったからでした。話を聞くと相方として一緒に戦ってくれた横谷も同じ思いがあったということで、この「高校生クイズ」がクイズを始めるきっかけとなった人も多いのではないでしょうか。そういう意味で、僕にとって高校生クイズはまるでムスリムにとってのメッカのように、道民にとっての北海道のように、まさに何にも代えがたい祭典のようなイベントでした。

関東大会が行われた7月29日。この日は朝からまさかの人数が合わないというトラブルが発生してしまい、先が思いやられる展開となりました。完全に情報伝達の不十分な僕の責任です。他の会員にはこの場を借りてお詫びいたします。

そうこうしているうちに始まった第1ラウンド・○×クイズ。最初の問題は「アメリカは漢字一文字で『米』と表しますが、ニュージーランドは『ニュー』だけに『新』と表す。○か×か?」という問題でした。これはナチュラルに中国語を話せる僕が「確か中国語ではニュージーランドは『新』の字で始まるはず」という読みで正解。ここで全体の7割が脱落するというなかなかの難問でしたがなんとか生き延びました。しかし2問目の「ハリセンボンは生まれた時から針がある。○か×か?」という問題で間違えてしまい、敗者復活に回ることとなりました。なおこの問題を勝ち抜けたもう1つのチームは「『腰が高い』という慣用句もある。○か×か?」というどこかで見たような問題を間違え仲良く敗者復活へ。彼らはそのうちベタ問の刑に処します

引き続き9割くらいの参加者がいるのではないかと思われる敗者復活・3択クイズへ。その1問目は「カルパッチョの語源となったカルパッチョさんの職業は?」というまたもやどこかで見たような問題。まあクイ研は大体落としません。ここで勝ち抜け、次のラウンドへ。余談ですがこれを間違えても2問目の「遺言が法的に認められるのは何歳から?」というabcで見(以下略)だったあたりをみてクイ研を残そうとしているのかなーと感じさせられました。まあほかの地区での大会を見てもクイ研を割ととっているみたいだったので決勝は結構ちゃんとした競技クイズなんだろうなーとか思っていましたね。

その次が鬼門の準決勝・クロスワードクイズ。この形式だけは知っていたので、各所から予想問題をいただき何度か解いていましたが緊張は全くほぐれず。問題自体は解いていてとても楽しかったです。何問かわからない問題が僕にも横谷にもありましたがうまくお互いをカバーする形ですべて解けました。最後に残った5文字を見て一瞬で答えがひらめき、それを書きなぐると同時に横谷が走り出す。先輩が必死に走り、人の列を飛び越えて転びそうになるのは見ていて面白かったです(笑)。誰もいないことを願いながら走るとどうやらまだ神奈川の枠は空いているよう。しかし、その答えを手渡す時は心臓がバクバクでした。高校生クイズのスタッフの皆さんは焦らすのが本当に上手いです。正解判定をもらった時は気持ちよかったですね。ほぼイキかけました。神奈川の列に並ぶと既に正解していたのは横須賀の1チームのみでした。負けた悔しさはありましたが決勝進出という喜びを前にテンションが完全に振り切れてました。ランナーズ・ハイってこんな感じなんですかね。β-エンドルフィンの力ってすげー!ちなみに横谷はクイズの女王として名高い篠原さんに抱き付いてました。少しは恥を知れ

そしていよいよ決勝戦。前半部分はストラックアウトというアトラクションで、ここで点数を稼いでおけば有利になりそうだなーと思っていたらあっさり外しました。まあこの時点で心は7割近く折れてましたね。「ああ、『高校生クイズを極めるページ』に載ったからもういいや…」みたいな。未だに名前以外何も載っていないのが少し残念です。あ、枡さんめっちゃイケメンやった。名前呼ばれてあんなにドキドキしたのは初めてでしたね。※そういう意味ではありません

後半の早押しはそんなブロークンハートの状態で開始。「行くぞ!問題!」の言葉で本当に始まるんだなあ…と思っていたら「秋雨前線や梅雨前線などの/ように…」「停滞前線!」という問題を押し負けてちょっと悔しくなりました。おい地理が得意分野って言ってただろ横谷。次の問題、「フジャイラ、ドバイ、ア/ブダビ」というところでポイント押し。でもガッチガチに緊張している横谷が正式名称で答えそうだったので制止して僕が「UAE」と回答しました。しかしなかなか判定が出ず、すぐに「あれ、『アルファベット三文字ではUAEという…』みたいな問題文でアラブ首長国連邦って答えなきゃいけなかったかな…」とか思っていたら正解音。高校生クイズのスタッフさんは焦らすのが本当に上手いです(2回目)。この次、「数学において、」という前フリが来て絶対にとってやる…!と思っていたら「対数を表す/『log…」というポイントであっさりと横須賀のぽんずさんに「ロガリズム」を奪われ死にそうになりました。人のこと言えない。しかしこの後、横須賀さん(ぽんずさんチーム)は「インドの首都は/」「ジャカルタ!」「…では、その南にあるスリランカの首都はどこでしょう?」一同「「「は!!???」」」とかいう高校生クイズ特有のパラレルや「ゆるキャラで、ふなっしーといえば船橋市ですが、/」「えー、あー…熊本市」「…では、ちっちゃいおっさんはどこでしょう?」という読ませ押し失敗で減速。その間にウチのチームは「出世魚のボラが、これ/以上…」という「聞いたことがある」くらいの勘押しで「とどのつまり」と回答。なかなか判定が出ないので「あれ、『トド』とかそういうところを聞いてたのかな…」と思っていたら正解音。高校生クイズのスタッフの皆さんは焦ら(ry。そしてこの次の問題、唯一の会心の押しをできたと思います。ただい「フランス語で、/『千枚…」というまさかの語源押し。まあ神奈川大会では2年前にも慶応さんに語源押しがあり、その時の様子と当日の枡さんの問読みを聞いて「枡さんは押されたら言葉の節目まで読んでしまうので、引っ掛ける程度で押すと読ませ押しが成功しやすい」ということを確信していたからこそできたことでした。案の定「千枚」まで聞けましたが、確定してねえ…orz。まあでも問題難度とテレビ番組としての「意外性」を考ええて、「クレープ」という言葉が出てしまっている「ミルクレープ」はないと考えて「ミルフィーユ」と回答し正解。千葉大学クイズ研究会の皆さんにはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います

そうして迎えた次の問題、「ニューヨークヤンキースに所属する日本人選手で…」と来たところで野球問題を得意とする横谷の目が変わります。この入り方ならきっとパラレルと確信していたので、しっかりとポイントを待つことに。「イチローの背番号は31ですが、田/中将大…」という見事なポイント押し。元気に「19!」と答える横で「あれ、日本では18だったよね…?合ってるの…?」といういらぬ心配をしていましたが難なく正解。自分弱い。

そして最終問題、この時点でリーチは自分のチームのみ。「絶対正解してやる…!!」という気迫で押していくつもりでした。「漢字で、」と言ったあと5秒くらいの沈黙。高校生クイズのスタッ(ryという4回目の感想。きっとこのフリならいくつかに共通する画数もしくは部首なんだろうなあ…と思っていたら案の定な感じで「手術の『術』と、」ときたので「画数は多いしパターンとして少ないし、なさそうかな…じゃあ部首…も行人偏だし…じゃねえよ行構えだ!問題になりそう!!」と思いとりあえず押してみることにしました(←おい)。すると「街/路…」と聞こえたのでこれは間違いない!!と思い「ぎょうがまえ」と回答。するとまたスタッフさんに焦らされ、間違いないとか思っていたのに不安に駆られました。必死に祈ると…正解音。優勝したという実感はなく、ただただ抱き合って喜んでいました。弁明しますが、決してそういう関係ではありません。ご確認ください。

その後優勝賞品ともろもろの書類を渡され、「勝った…」という実感がこみ上げてくるのは横浜雙葉の皆さんと夕食を食べている間でした。横谷はじわじわと友達から送られてくるおめでとうメールに感慨深い様子。隣の僕はひたすら「早くツイートしてえ」と思っていました。ツイ廃万歳。そして夕食を奢ってくださった篠原さんにこの場を借りて感謝の意を申し上げたいと思います。うちの学校だけで5人分も奢ってくださって本当にすみませんでした

さて、このあたりで神奈川大会についてのレポートを終わりにさせていただきます。次回は全国大会(1回戦)について語っていきたいと思います。今明かされる衝撃の真実!果たして長吉と横谷はその試練を潜り抜けることができるのか!?デュエルスタンバイ!※大嘘です

クイズページを開設しました(2014/9/8)

当サイトにありましたクイズページですが、このたびクイズの公開を開始いたしました。

クイズページではすべて聖光学院クイズ研究会員の手によって作られたクイズが公開されています。お楽しみいただければ幸いです。

高校生クイズのテレビ放送について(2014/9/8)

既にお伝えいたしました通り高校生クイズ神奈川大会を聖光学院クイズ研究会の組が優勝し、全国大会に出場いたしました。なお、本来ならば大会結果をご報告すべきところではありますが、あくまでもテレビ番組の企画である都合上放送終了まで結果を口外することができません。

さて、そのテレビ放送についてですが、日本テレビの発表によりますと2014年9月12日21:00から、日本テレビ系列での放送とのことです。果たして我らが横谷・長吉はどのような活躍をしたのでしょうか、ぜひご覧いただければ幸いです。

なお、高校生クイズ公式サイトから詳しい放送日時をご確認いただけます。併せてご利用ください。

高校生クイズにて神奈川県代表になりました(2014/7/29)

2014年7月29日に開催された第34回高校生クイズの神奈川大会に聖光学院クイズ研究会から2つの組が参加しました。一つの組は残念ながら準決勝にて敗退となってしまいましたが、高3の横谷と高1の長吉によるもう片方の組は決勝に進出し、優勝、栄えある神奈川県代表に選ばれました。

横谷と長吉は8月2日及び3日の第一次全国大会に進み、さらに勝ち進んだ場合にはアメリカへと渡り、さらに東へ進んでニューヨークでの最終決戦を目指します。

今後とも、横谷・長吉に対する熱い応援を賜れればと存じます。

なお、神奈川大会での彼ら2人の雄姿は9月6日に放送を予定されている地区大会の様子を映したテレビ番組にて目にすることができる可能性があります。合わせてご覧くだされば幸いです。

ウェブサイトを開設しました(2014/7/20)

幅広い情報発信を目的とし、2014年7月20日に当ウェブサイトを開設しました。聖光学院クイズ研究会の情報発信は今後主にこのサイトを通じて行われます。よろしくお願い申し上げます。

神奈川高校生ニューヒーロー決定戦で優勝しました(2014/7/20)

優勝トロフィーの写真

2014年6月8日に川崎市で行われた第3回神奈川高校生ニューヒーロー決定戦にクイズ研究会メンバーで参加しました。結果、喜ばしいことにメンバーの一人が優勝を収める事が出来ました。

右の写真は優勝者に送られたトロフィーです。

クイズ研究会ではこの経験も活かし、今後もさらなる高みを目指して精進してまいります。


文化祭"聖光祭"に出展しました(2014/7/20)

2014年4月26日と27日に第55回目となる我らが聖光学院の文化祭"聖光祭"が行われました。

クイズ研究会では "The Quizbler" として、一つの教室の半分で実際にお客様を回答者とするクイズ会を行い、多くのお客様に楽しんでいただく事が出来ました。

ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。来年度もお待ちしております。



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